誕生日です。
2012年04月14日
本日、めでたく62歳を迎えました。 朝起きて、すでに階下で起きてるダンナ君に「おはようございます。本日は、私の誕生日です」と。 ふっと、カレンダーに目をやってからダンナ君。 「おめでとうございます。」と一言。 「ありがとうございます。これからの一年もどうぞよろしくお願いします」と、頭を下げました。 ダンナ君の反応は、見ていません。 いつぞや、あまりに無口で無反応な時にしつこく大声だして反応を求めたら、 「うるさい!!、なんでいちいち応えなきゃならないんだ!うんっていってるだろう!!」って、叱られてからは、 まぁいいかぁ・・・ しゃべりたくない時もあるのに、ねぇ・・・って。 聞けば応えられるものは、可能な限り返事あるし、仕事辞めて10年近くもたつと、世の中の出来事もそう、面白いこともなく、政治も世界情勢も 嫌なことばかりなんだとか・・。 気持ちはわからないでもないから、私は、積極的に外に気持ちを向けてみるけど、やっぱり、人って、得手不得手があって、ダンナ君は、人当たりは悪くないが、自分から交わっていくタイプではないから、仕方ないわね。 でもね、朝のうちに誘ってみました。 「今日、私の誕生日だから、お昼外でしょくじしない?」って。 「いいよぉ・・あなたのいいようで・・」って。 そこで、昼になって、どこにしようか、朝のうちから考えていてもきまらなかったけど、うなぎが無類に好きなダンナ君のために うなぎ屋さんに行くことにした。 引っ越して来ていらい、うなぎならそこが良いと、大工さんに聞いていたところ、館山の駅近く。 ちなみに私は、うなぎダメです。 はっきりと嫌いと言えるものです。 でも、料亭だからうなぎ以外もあるっしょ、天ぷらも食べたいし・・で、行きました。小雨振る中車で30分。 「料亭 新松」 ダンナ君は、「うなぎ並重」 私は、「上天重」 待つこと30分。 いろいろと料理には、無頓着なダンナ君ではありますが、うなぎ、アナゴの類は味、質、良くわかるんですよ。 好きこそ・・なんとやらですね。 一口食べて、 「うん。・・うん、・・」とせっせと口へ。 「おいしぃ?」 「うん、なかなか・・うん」と。 ということは、グーですよ!! 「日頃、私の好きなこと、勝手なこと、させて下さるプレゼントを下さっているから・・」と、ちょっと涙出そうになりました。 「うん?・・・」 本当に腹の立つこと多かりしかなの時ありますが、考えてみれば、私、こうしたい、こうします、と言って、ダメ!と言われたことないのです。 彼の中に踏み込んだ時は、それは怖い時ありますが、私自身、責任をとれることなら、なんでもやってみれば良いと、いうタイプでして・・・。 ここへ来て、2つ目のコーラスに入って、忙しかったり、金四郎の病院通いで忙しかったり、金四郎の病気は、誰よりも早く気が付くけど、こちらに全部丸投げだから、少しやりすぎ?とか もうやめろ、とも言われたことないのです。 こぼすと、「いやなら やめればいいだけ!」と言い放たれるのが関の山です。 分かっていても、今までは遠慮があって、彼より前に出ないとか、彼の気持ちを考えて、生活に支障のないようにとか、勝手に自分を制約してきたのですが、私自身すこしづつ方針を転換してきました。 全部、スルーパス。 やっぱり、これって、good presentですよね。 と思うことにしました。 なんにも物のプレゼントはないけど・・(笑) 35年以上も夫婦やってると、お互い空気。 ちょっと酸素濃度低い時あるけど・・(笑) 午前中、娘家族から電話あり、 孫一「ば~ばお誕生日おめでとうございましゅ」 孫二「ハッピバ~シュデートゥユー、ハッピバ~チュデ~ディアばぁあば、ふぅぅぅ~~」。このふぅううはケーキのろうそくを吹く声で、歌とこれは一対になっているそうな・・(娘からの注釈)(笑) 変わって娘と娘のダンナ君、彼はこれまた無口で私個人で口きくこと少ないのだけど、「あっ、おかあさん、誕生日おめでとうございます」って。 いやぁ~うれしかったですよ!! 品物よりも何よりもうれしいプレゼントで、気持ちなごみました。 後は、金四郎に言ってもらうだけ!! 「おい!金四郎!!わたしゃ62になったわよ、君にもうすぐ追いつくかな・・・つかないなぁ・・」 眠たそうに、けだるそうに、 「かぁさん、かあさん、おやつおやつ・・・」だよね。 この一年、少しでも健康で、普通の生活ができれば幸せです。 そんな日々でありますように・・・。
Posted by gyjmkshmix at 15:57│Comments(0)